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4.メディア(研磨材)       メディアカタログへ
 
 
  バレル研磨法とはメディアとワークの相互摩擦により研磨作業を行うもので、メディアの選定はきわめて重要です。
 
  メディアは研磨目的・価格に応じ各種の物がありますが、大別すると次の通りです。
 
 
  4−1 塊状研磨石             塊状研磨石カタログへ
 
    見た目には路傍の石のようですが、電気炉で製造される人造石で原料はボーキサイトです。
 
    主成分はアルミナで、硬く比重も重く研削力が優れている上に摩耗が少なく、同一種類で粗研磨から仕上げ研磨、光沢研磨までできるので
 
    経済的ではありますが、形状が不定形の為、ワークによっては部品の孔や溝に詰まったり、研磨作業後のメディアとワークの選別が困難で
 
    ある、といった欠点もあります。
 
 
  4−2 成形研磨石             成形研磨石カタログへ
 
    グラインダーの砥石のように一定の形状・寸法に窯内で焼成された研磨石で、塊状メディアの欠点を補い、目的に応じた材質・形状・寸法に
 
    成形されている為、研磨目的が達成されやすい研磨石です。研削用研磨石の場合研削力が優れている反面、消耗が早くコスト高になる
 
    場合もあります。材質は、研削用には酸化アルミナ系のアヴレシヴ、仕上げ・光沢研磨用にはセラミック系で、形状も三角柱形・球形・
 
    円筒形・円筒斜断形等があります。
 
 
  4−3 プラスチックメディア      プラスチックメディアカタログへ
 
    特殊プラスティックに研磨材を配合して成形したソフトなメディアで、軽く、柔らかく、割れない等優れた特性を持っているので、アルミ・
 
    亜鉛等軟質金属の表面をを傷つけずに研磨する事ができます。形状は円錐形が一般的です。
 
 
  4−4 金属メディア
 
    銅球、鋼球、亜鉛あるいはカットワイヤー等があり、主として金属部品の平滑仕上げ、光沢仕上げ、艶出し等に使用されます。
 
 
  4−5 有 機 媒 体
 
    木片、竹片、コーン、クルミ等の粉砕片等があり、これに特殊な研磨剤、光沢剤を含浸して、水を使用しない乾式研磨を行います。
 
    金属、プラスティック、モールド等樹脂系の部品に使用されます。