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1.バレル研磨法とは
 
 
  「バレル研磨法」とはバレル(容器)の中にワーク(被研磨部品)、メディア(研磨石・研磨材等)、コンパウンド(研磨媒剤)、水等を混入し、
 
  バレルに一定の回転・振動、あるいは高速旋回による遠心力等を加えて、被研磨部品である各種金属部品の、機械加工後のバリ・カエリの
 
  除去、熱処理後のスケール除去、メッキあるいは塗装前の部品の表面仕上げ、光沢仕上げ等を行う研磨・研削法の一種で、従来のヤスリ
 
  作業・グラインダー研磨・ベルト研磨・バフ研磨法に変わり近年発達した方法です。
 
 
  「バレル研磨法」が従来の方法に比べて格段に優れているのは以下のような事です。
 
 
    1)一度に大量のものが研磨できる。
 
    2)仕上がりが均一である。
 
    3)作業員一人当たりの生産量が大きい。
 
    4)以上の理由により製品の仕上げコストが飛躍的に低くなる。
 
 
 
2.バレル研磨法を導入するにあたって
 
 
  初めてバレル研磨法を導入するに当たっては、次の事をまず充分にご検討下さい。
 
 
    1)一人当たりの作業が従来に比べて増大するか。
 
    2)従来の方法よりも均一な仕上がりを得る事ができるか。
 
    3)従来の方法よりもコストが下がるか。
 
    4)ワークは湿式研磨(水を使用する)・乾式研磨(水を使用しない)のいずれに適しているか。
 
 
  上記の検討が完了し、バレル研磨法を導入する事が決定したら、次の準備が必要です。
 
 
    5)バレル研磨に水を使用する場合、それに適した場所を作り、排水処理対策を実施しておく。
 
    6)バレル研磨を行うのに必要な諸機械・器具・研磨材料を購入する。